今週の指標 No.464 目次   前へ 次へ 2003年9月16日


足元増加が見込まれる公庫融資持家
<ポイント>
  1. 住宅金融公庫申込受付件数は、民間金融機関が住宅ローンに力を入れてきたこと等から99年以降減少し続けていたが、02年度後半に底入れした後、03年第2回募集(9月1日締め切り)は前年同回次に比べ70.0%の増加となった(図1)。
  2. これは、03年8月以降民間金融機関の固定型住宅ローン金利が引き上げられたことから、公庫金利(金利引上げは9月2日)に割安感が出て、駆け込み的な申込みがあったためと考えられる(図2)。
  3. 公庫融資持家の着工戸数も申込受付件数と歩調を合わせて趨勢的に減少していたが、今回の受付件数をもとに公庫融資持家の着工(季節調整値)を推計してみると、8月若干減少するものの、9月は前月比約70%増加して約4,000戸程度と、足元強含むことが見込まれる(図3)。


 
図1 住宅金融公庫個人向け融資(マイホーム新築資金)申込戸数の推移 図2 住宅ローン金利の推移 図3 公庫融資持家着工戸数の推計


担当:政策統括官(経済財政−景気判断・政策分析担当)付参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 今井 秀紀 直通03-3581-9527


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