今週の指標 No.452 目次   前へ 次へ 2003年8月4日

景気ウォッチャー調査にみるSARSの影響


<ポイント>
  1.  本年3月から6月にかけて、東アジアを中心にSARS(新型肺炎)が猛威をふるった。その影響を内閣府景気ウォッチャー調査(注)でみると、まず、SARSについてコメントした回答者数は、現状判断、先行き判断ともに4月から5月にかけて増加したものの、6月には大幅に減少した(図1)。
  2.  コメントの内容をみると、海外出入国者数の減少等、旅行、レジャー関連を中心に マイナスの影響を指摘するものが4、5月には数多くみられたが、6月にはそのようなコメントは大幅に減少した。それに合わせ、SARSについてコメントした回答者の景気判断も、月ごとに改善した(図2)。
  3.  このように、4、5月における景気ウォッチャーの景気判断はSARSにより下押しされたと考えられる(図3)。


図1 SARSについてコメントした回答者数は4月から5月にかけて増加したが、6月には大幅な減少

図2 SARSについてコメントしたサービス関連分野回答者の現状判断は月ごとに改善

図3 SARSの影響が景気判断を下押し

担当:参事官(地域・産業担当)付 東山 正行  直通 03-3581-1392



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