今週の指標 No.437 目次   前へ 次へ 2003年6月9日


厳しい状況が続く東北の雇用情勢

<ポイント>
  1. 平成15年1〜3月期の東北の失業率は6.6%となり、記録の取れる昭和58年以降で最悪となった(図1)。また、新規求人の増勢の鈍化から、有効求人倍率の改善も頭打ちになっている(図2)。
  2. 平成15年1〜3月期の失業率を年齢別にみると、15〜24歳、55〜64歳の年齢層などで前年と比較して悪化している。特に15〜24歳の年齢層は、水準も14.0%と高い状況にある(図3)。
  3. 若年者の雇用情勢について、平成15年3月に高校を卒業した者の就職率をみると、一部の県では改善がみられたものの、7県中5県では昨年に比べて悪化した(図4)。
    このように、若年者を中心に、東北の雇用情勢は厳しい状況にある。


図1 完全失業率 図2 求人倍率の推移
図3 年齢別完全失業率 図4 高校新卒者の就職率


(備考)

図1、図3:総務省「労働力調査」により作成。データは四半期値であり、未季調。ここでの東北は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の6県。

図2:厚生労働省「一般職業紹介状況」により作成。ここでの東北は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟の7県。

図4:青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟の各労働局資料により作成。調査時点は各年とも4月末時点である


担当:参事官(地域・産業担当)付 高橋 敏明 直通 03-3581-1392


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