今週の指標 No.420 目次   前へ 次へ 2003年4月7日

東京のオフィス市場の動向 −2003年問題−

<ポイント>
  1. 東京23区内の大規模オフィスビルは、2003年に大量供給される(いわゆる「2003年問題」)ものと見込まれている(図1)。これは、2003年に汐留、品川駅東口、飯田橋といった旧国鉄清算事業団関連用地に立地する大規模プロジェクトの竣工が集中するためである。
  2. この大量供給を反映し、このところオフィスの空室率は上昇しており、また、募集坪賃料は低下している(図2、図3)。
  3. このところのオフィスビルの成約面積と解約面積はおおむね均衡しており、オフィスビル需要は増加していない(図4)。オフィスが大量供給されることを考えると、空室率の上昇・募集坪賃料の低下が続く可能性が高い。

 
図1 東京23区の大規模オフィスビルの新規供給 図1 東京23区の大規模オフィスビルの新規供給

 
図2 東京5区の空室率                  図3 東京5区平均募集賃料 図2 東京5区の空室率 図3 東京5区平均募集賃料

 
図4 都心9区の大規模ビル成約面積・解約面積

図4 都心9区の大規模ビル成約面積・解約面積

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付  今井 秀紀 直通03-3581-9527<

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