今週の指標 No.417 目次   前へ 次へ 2003年3月31日

非製造業の設備投資動向と2003年問題

<ポイント>
  1. 財務省「法人企業統計季報」によると非製造業の設備投資は、不動産業等の寄与により持ち直している(図1)。
  2. 不動産業の設備投資は非製造業の約7%を占め(図2)、首都圏等において大型再開発ビルが竣工の時期を迎えつつあること(いわゆる2003年問題)等から回復の動きがみられる。
  3. 建設工事受注の動き等をみると、不動産業の設備投資の回復はしばらく続くものと考えられる(図3)。しかし、再開発事業が一段落した後は反動により大幅な減少に転じる可能性もあり、非製造業の設備投資の今後の動向については留意が必要である(図4)。

図1 非製造業設備投資の推移図2 非製造業設備投資の内訳

図3 不動産業の設備投資と建設工事受注の推移図4 設備投資の実績と計画(不動産業)
出典 不動産業設備投資:財務省「法人企業統計季報」。
建設工事受注  :国土交通省「建設工事受注動態統計調査」(大手50社、非住宅)。
ともに、内閣府にて季節調整を行った値。

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 鈴木英介 直通03-3581-0806

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