今週の指標 No.406 目次   前へ 次へ 2003年2月17日

倒産件数減少の背景

<ポイント>
  1. 足元の倒産件数は、減少傾向にある(図1)。
  2. 従業員規模別で見ると、20人未満の小企業が倒産件数の約9割を占めてほぼ一定しており(図2)、倒産件数は中小企業の倒産動向に左右されるといえる。
  3. 倒産件数減少と時期をほぼ同じくして、セーフティーネット保証5号(不況業種関係)の適用件数・金額が急増している(図3)。2002年3月より5号の適用要件が緩和(最近三カ月の平均売上高が前年同期比▲10%以上→▲5%以上に緩和)されたことで、売上不振企業が信用保証を受けやすくなり、中小企業の倒産件数減少に結びついたと考えられる。

図1 倒産件数の推移図2 倒産件数の従業員規模別割合図3 セーフティーネット保証5号適用件数・金額推移

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 藤本 和敬 直通 03-3581-0806

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