今週の指標 No.392 目次   前へ 次へ 2002年12月16日

卸売物価指数の基準改定(2000年基準企業物価指数への移行)について

<ポイント>
  1. 日本銀行は、12月9日に卸売物価指数の2000年基準改定結果を公表した(公表された指数は、2000年1月から2002年9月及び暦年指数)。基準改定の主な内容は表1のとおり。
  2. 1995年基準指数(旧指数)と2000年基準指数(新指数)の動きを比較すると、ともに2000年1月以降ほぼ一貫して下落しているが、新指数は旧指数に比べて下落テンポが速くなっている(図1,2)。
  3. 新旧指数の乖離の要因を、新旧基準の暦年ベース(2001年)で類別にみてみると、主に電気機器の下落寄与度が大きくなっていることがわかる(図3)。
  4. これは、IT化・デジタル化を踏まえた関連品目の充実に加えて、ウエイトおよび指数の基準年を2000年へ更新したことやヘドニック法を活用する品質調整方法の適用が拡大されたことにより、特に電気機器における下落幅が大きくなったものと考えられる。

表1 基準改定の概要

図1 新旧基準指数の比較(指数)図2 新旧基準指数の比較(前年比) 図3 新旧基準指数・2001年前年比の寄与度

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 新藤 千絵 直通03-3581-9516

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