今週の指標 No.388 目次   前へ 次へ 2002年12月3日

持ち直しの動きが横這いになる鉱工業生産


<ポイント>
  1. 今年に入り、持ち直しの動きを示していた鉱工業生産は、足元では全体としてその動きが横這いになっている。
  2. 特に、鉱工業生産のウェイトの半分近くを占める生産財は、年明け以降、他の財に比べて、比較的増加幅が大きかったが、足元では、横這いとなりつつある。また、資本財(除輸送機械)も横這いが続いている。他方、耐久消費財、非耐久消費財は、引き続き、緩やかな回復が続いている。
  3. 今年10月速報迄のデータを元に、X-12-ARIMAにより、各財毎に年末迄の予測を行ったところ(点線部分)、各々の生産は横這いとなった。但し、この予測は、データの時系列分析に基づくものであり、アメリカ経済の動向、補正予算等の新たな要因を考慮していないことに注意が必要である。


鉱工業生産指数(財別)の推移

(出所)

「生産・出荷・在庫指数速報」(経済産業省)
(注) X-12-ARIMAによる予測の際には、1993年1月から2002年10月迄の財別データを利用。
資本財は(0 1 2 )(0 1 1)、建設財・耐久消費財・非耐久消費財は(2 1 2)(0 1 1)、生産財は(2 1 0)(0 1 1)をモデルとして選択した。


担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 西森 雅樹 03-3581-0806 

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