今週の指標 No.373 目次   前へ 次へ 2002年9月9日

衣料品売上高を牽引した身の回り品

<ポイント>
  1. 最近の百貨店の売上高前年比をみると、2000年後半から2001年央にかけてマイナスからプラスへ転じた後、伸び率は鈍化して再びマイナスで推移している。内訳をみると、「飲食料品」が先行して上昇した後、「衣料品」が全体を押し上げる形で上昇している。2001年央を過ぎた後も、「飲食料品」「その他」が下方に推移する中で、引き続き「衣料品」は2002年第1四半期まで売上高全体を上回っている。(図1)
  2. 「衣料品」を品目別にみると、2000年の後半から「身の回り品」が前年を上回って推移し、これが全体を押し上げる要因の1つとなった。しかし、足元では「身の回り品」の売上高前年比はマイナスとなっており、「衣料品」合計でみてもこのところ低調である。(図2)
  3. 今後の動向としては、高額ファッション関連支出DIが2002年第3四半期に上向きになったものの、依然低い水準で推移しており、先行き不透明感が続いている。(図3)

図1 百貨店の売上高(既存店ベース、前年比)

図2 衣料品品目別売上高(既存店ベース、前年比) 図3 衣料品売上高前年比及び高額ファッション関連支出(予定)DI

担当:景気判断・政策分析総括担当参事官付 市村豊和
直通 03-3581-9516 メールアドレス

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