今週の指標 No.352 目次   前へ 次へ 2002年6月24日

内需主導の景気拡大が続く韓国経済

<ポイント>

  1. 韓国では民間消費が下支えしたことから2001年の景気減速は穏やかなものにとどまった。2002年に入ると、設備投資もプラスになるなど、このところ景気は拡大している(図1)。
  2. 2002年第2四半期に入ると輸出にも回復がみられることから、今後さらなる景気拡大が見込まれている(図2)。中央銀行は5月に政策金利を引き上げ、6月には2002年の成長率見通しを6〜7%へ上方修正した。
  3. 消費者信頼感は通貨危機後のピーク近くまで上昇しており、民間消費の拡大が依然として景気拡大の最大の原動力となっている(図3)。他方、クレジットカード使用(大半がキャッシング)が急増しており(図4)、クレジットカード関連の多重債務者は110万人(2002年3月末)にのぼる。

図1  実質GDP成長率の寄与度分解 図2 輸出と設備投資の推移

図3 卸・小売販売額と消費者信頼感の推移 図4  クレジットカード使用額の推移

担当:参事官(海外経済担当)付 西條 真 直通03-3581-9537

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