今週の指標 No.345 目次   前へ 次へ 2002年5月20日

横ばいとなった国内卸売物価

<ポイント>

  1. 国内卸売物価は、平成13年の年初以降弱い動きを続けていたが、足下では横ばいとなった(図1)。
  2. この背景には、国際価格の上昇や円安を背景とした原油、非鉄金属価格の上昇や、在庫調整の進展による電気機器(半導体など)の下落幅縮小などがある(図2)。
  3. ただし、円安傾向にも一服感があり、原油価格も20ドル台半ばに急騰ののちは落ち着きをみせるなど、下支え要因にも陰りがみえているほか、内需は弱く、技術革新などの構造的な下押し要因も強いことから、このまま上昇基調に転じていくかは不透明である(図3、4)。

図1 国内卸売物価の推移

図2 国内卸売物価の寄与度分解 図3 為替レートの推移 図4 原油価格の推移

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 赤牛 俊文 直通 03-3581-9516

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