今週の指標 No.343 目次   前へ 次へ 2002年5月14日

最近の外食動向

<ポイント>
最近の外食動向を供給側と需要側からみてみる。
  1. 供給側からみると、日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」によれば、既存店売上高前年比は低調に推移している。この原因を客単価と利用客数からみると、昨春以前は客単価が横ばいで推移していることから、減少傾向にある客数に原因があった。しかし昨春以降は、マイナス基調にある客単価に原因がある。これは外食産業において価格引き下げが見られたことを反映しているものと考えられる。ただし、昨秋以降BSE問題等の影響があり、客数の減少が売上高に影響していることも否定できない。
  2. 一方、需要側から見ると、昨年末以降全世帯の外食支出の減少幅が縮小傾向にあることや(図2)、2002年に入ってレストラン等外食支出DIのマイナス幅がわずかに改善していることなどから(図3)、足もとで消費者行動に変化の兆しが見られる。

図1 既存店の客単価、利用客数及び名目売上高(前年比)

図2 全世帯の外食費実質(前年比)

図3 レストラン等外食費支出DI

担当:景気判断・政策分析総括担当参事官付 市村豊和 直通 03-3581-9516

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