今週の指標 No.338 目次   前へ 次へ 2002年4月30日

1年半ぶりにプラスとなった通信機器の生産

<ポイント>

  1.  2002年に入ってアメリカの生産は回復している。3月の鉱工業生産は前月比0.7%増と3ヶ月連続で増加した。稼働率も3ヶ月連続で上昇している(図1)。
  2.  特にIT関連産業は001年10月以降6ヶ月連続前月比プラスが続いている。IT関連産業の内訳をみると、半導体、コンピュータが回復を先導している。2002年3月には、回復が遅れていた通信機器が前月比1.7%増と1年半ぶりにプラスとなった(図2)。
  3.  通信機器の在庫をみると、2001年初に比べて6割強の水準にまで低下し、在庫調整が進んでいる(図3)。また、稼働率は低水準ながら持ち直している。このことから、通信機器メーカーの収益状況は厳しさが伝えられているものの、今後は明るさを増してくる可能性が考えられる。

図1 鉱工業生産と稼働率 図2 IT関連産業の生産 図3 通信機器の在庫と稼働率

担当:参事官(海外経済担当)付 藤間世津子 直通03-3581-9536

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