今週の指標 No.326 目次   前へ 次へ 2002年3月18日

家計調査でみた配偶者収入の動向

<ポイント>
  1. 総務省「家計調査(勤労者世帯)」によると、昨夏以降、「世帯主の配偶者(うち女)の収入」が大きく増加している (図1左)。
  2. 配偶者収入の増加について、世帯主の年齢階級別に寄与度をみると、世帯主が50歳代の家計における配偶者収入の伸びが大きく寄与していることがわかる (図1右)。
  3. この世帯主が50歳代の家計における収支動向をみると、世帯主収入は弱い動きを示しており、可処分所得も増加していない(図2左)。消費支出は引き続き減少傾向にある一方で、黒字率は増加している。この配偶者の収入増や消費支出の減少によって生み出された黒字は、預貯金の積み増しに向かっていることがわかる(図2右)。

 

図1 家計収入の推移(左)と配偶者収入の世帯主年齢別に見た寄与度(右)

図1 家計収入の推移(左)と配偶者収入の世帯主年齢別に見た寄与度(右)

 

図2 世帯主が50歳代の世帯の収支動向

図2 世帯主が50歳代の世帯の収支動向

 

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 塩川智宏 直通03-3581-9516

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