今週の指標 No.319 目次   前へ 次へ 2002年2月18日

狂牛病の消費者物価への影響

<ポイント>

  1. 牛肉に対する家計の実質消費支出は、BSE(いわゆる狂牛病)陽性牛が見つかった13年9月以降大きく減少しており、12月は前年同月比で4割以上のマイナスとなっている。こうした需要の減少を受け、消費者物価における牛肉価格も下落している(図1)。
  2. 一方、豚肉、鶏肉についてみると、同じく13年9月以降、代替需要から実質消費支出が伸びており、消費者物価における豚肉価格、鶏肉価格は上昇している(図2)。
  3. ただし、ウエイトが小さいこと、1,2で見たように上昇、下落の両方の動きがあることから、肉類全体の価格動向の消費者物価への影響は限定的なものにとどまっている(表1)。

図1 牛肉の価格、消費支出の推移

図2 豚肉、鶏肉の価格、消費支出の推移

表1 消費者物価(生鮮食品を除く総合)に対する寄与度

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 赤牛 俊文 直通 03-3581-9516

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