今週の指標 No.299 目次   前へ 次へ 2001年11月12日

景気後退が続く台湾経済

<ポイント>

  1. 台湾の2001年1−3月期の実質GDP成長率は26年ぶりに前年同期を下回った(図1)。IT関連製品を中心に輸出や生産の減少が続いており(図2)、失業率が過去最悪を更新するなかで小売販売額も減少するなど、景気は後退している(図3)。

  2. 政府は2001年通年でもマイナス成長を予想しているが、9月の米国同時多発テロ事件や大型台風の影響でマイナス幅は拡大する可能性が高い。

  3. こうした状況下、台湾中央銀行は11月7日、0.25%ポイントの利下げを行った。台湾では昨年12月以降11回、合計2.5%ポイントに及ぶ利下げを行ってきたが、年末にかけてもさらに利下げが行われるとみられている。


図1 実質GDP成長率

図2 生産と輸出

図3 失業率と小売販売額

担当:参事官(海外経済担当)付 西條 真  直通 03-3581-9537

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