今週の指標 No.296 目次   前へ 次へ 2001年10月29日

アメリカ:減速が強まるアメリカ経済


<ポイント>
  1. アメリカの景気は弱い状態となっているが、同時多発テロ事件の起きた9月以降の指標をみると、減速の強まりを示すものが多くなっている。

  2. 小売売上と消費者信頼感指数は、いずれも9月に大幅な落ち込みとなっており、東京三菱週間小売売上は10月の各週には9月初めより低い水準で推移している(図1)。また、鉱工業生産、耐久財受注は9月に大きく落ち込んでおり、製造業の景況感を示すNAPM指数が9月は下落となった(図2)。さらに、9月に雇用者数が大幅に減少したほか、失業保険新規申請者数がテロ事件後大幅に増加しており、雇用情勢はさらに悪化している(図3)。

図1 消費関連指標の推移、図2 生産関連指標の推移、図3 雇用関連指標の推移

担当:参事官(海外経済担当)付 吉田充志 03-3581-9536

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