今週の指標 No.291 目次   前へ 次へ 2001年10月9日

下落の続く耐久消費財価格と増加する中国からの輸入

<ポイント>

  1. 耐久消費財価格(消費者物価、全国万分比ウエイト571)は100ヶ月以上の長期にわたり前年を下回って推移し、2001年4−6月期では前年同期比▲7.2%となっている。2000年基準への改定で新たに品目に加えられたパソコン(ウエイト54)を除いたベースで見ても▲3.4%と下落が続いている(図1)。
  2. 耐久消費財下落の背景としては、技術進歩に加え、安価な輸入品の増加の影響が考えられる。ここ1年あまりの円安傾向で輸入品の相対価格が上昇する中でも、耐久消費財の輸入浸透度は一貫して高まっている。(図2)。
  3. 下落に寄与している主な個別品目ごとに見てみると、特に中国からの輸入が急速に伸びていることがわかる(図3)。

図1 耐久消費財価格の推移

図2 耐久消費財の輸入浸透度と相対価格の推移 図3 耐久消費財主要品目の国別輸入額推移

(備考)1.総務省「消費者物価指数」、日本銀行「卸売物価指数」、経済産業省「鉱工業総供給表」、財務省「貿易統計」により作成。
2.耐久消費財輸入浸透度=輸入/国内総供給(国内向け出荷+輸入)

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 赤牛 俊文 直通 03-3581-9516

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