今週の指標 No.285 目次   前へ 次へ 2001年9月10日

電気機械を中心に減少する製造業の設備投資

<ポイント>
  1. 輸出・生産の減少等を背景に、2001年第1四半期以降製造業の機械受注額は電気機械を中心に減少に転じていたが(図1)、第2四半期に初めて設備投資の実績として実現、製造業設備投資は5四半期ぶりに減少に転じた(図2)。製造業の機械受注は第3四半期見通しに至るまで減少を続けており、少なくとも今年中は製造業設備投資はウェイトの高い電気機械とともに減少を続けるとみられる。
  2. 機種別の機械受注をみると、半導体製造装置は2000年8月をピークに減少しており、電気機械の機械受注及び設備投資の動きと合わせて考えると、IT供給側のIT設備投資の減少がうかがえる。一方で電子計算機及び通信機の機械受注は、増加を続けており、機械受注からみる限りにおいてはIT需要側のIT設備投資は供給側に比較して堅調であることが示唆される。
図1.製造業機械受注に占める電気機械の寄与 図2.製造業設備投資に占める電気機械の寄与 図3.機種別機械受注の動き
担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 加賀林 陽介 直通03-3581-0806

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