今週の指標 No.272 目次   前へ 次へ 2001年7月16日

弱い動きの続く一般サービス価格

<ポイント>

  1. 消費者物価(生鮮除く総合)は99年10月以降前年比マイナスとなり、2001年5月には下落幅が▲0.7%となった。この間の下落幅の拡大については、一般商品の前年比下落幅が拡大したことに加え、一般サービスが初めて前年比マイナスに転じたことが寄与している(図1)。
  2. 一般サービスのこのところの動きを見ると、下落に最も寄与してきた外食のハンバーガー値下げ効果による前年比の下落は一巡し、5月の個人サービスの落ち込みも宿泊料の調査日が前年にはゴールデンウイーク期間中であった反動によるものだが、それ以外でも動きは弱い。プラスに寄与している家賃も、上昇しているのは帰属家賃であり、民営家賃はむしろ前年比マイナスが続いている(図2)。
  3. このように、一般サービスの前年比マイナス幅は縮小傾向にあるが、帰属家賃以外は全てマイナスに寄与しており、引き続き弱い地合いにあると見られる。

図1 消費者物価(生鮮除く総合)の推移

図2 「一般サービス」の推移

(備考) 総務省「消費者物価指数」により作成。

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 赤牛 俊文 直通 03-3581-9516

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