今週の指標 No.270 目次   前へ 次へ 2001年7月9日

銀行保有株式の含み損益と自己資本比率

<ポイント>

  1. 主要行(安田信託と日本信託を除く14行、連結ベース)が保有する株式の含み損益は、平成13年3月期においてマイナスとなった(図1)。
  2. 14年3月期から適用予定の時価会計を前提として、平成13年3月期の自己資本比率(主要行14行平均)を試算すると11.03%となり、公表ベース(時価会計採用前)の11.19%と比べ、0.16%ポイント低い水準となった(表1)。
  3. 時価会計の導入に伴い、株式相場の下落は自己資本比率の低下要因となる。因みに、平成13年3月末の保有株式ポートフォリオを前提として、株式相場下落時の自己資本比率を試算すると、TOPIXが30%下落した場合の自己資本比率は、10.14%まで低下した(表1)。

図1 主要行14行の株式含み損益とTOPIXの推移

表1 株式相場が下落した場合の主要行14行のその他有価証券含み損益と自己資本比率

担当 参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 新井 洋司 直通03-3581-5854

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