今週の指標 No.252 目次   前へ 次へ 2001年4月23日

増加を続ける非正社員労働者

<ポイント>

  1. 近年、パートタイム労働者や派遣労働者など正社員以外の労働者が増加を続けている(図1)。
  2. パートタイム労働者の所定内給与は、一般労働者に比して低水準で推移、かつ格差が拡大しており(図2)、パートタイム労働者比率の上昇は、人件費削減をもたらすと考えられる。
  3. こうした動きを1つの背景として、99年以降企業の人件費は減少、売上高人件費比率も低下している(図3)。さらに、企業が非正社員を雇用する理由をみると、人件費削減とともに、柔軟な雇用調整の手段との意識が強く(図4)、人件費を変動費的要素として捉えようとする企業の姿勢がうかがえる。

図1.人材派遣労働者数、パートタイム労働者比率推移

図2 1時間当り所定内給与推移 図3 売上高人件費比率、人件費推移

図4.非正社員を雇用する理由別事業所割合(複数回答)

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 須藤貴英 直通03-3581-9516

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