今週の指標 No.246 目次   前へ 次へ 2001年3月26日

頭打ちになってきている消費者マインド

<ポイント>

  1. これまで緩やかに回復してきた消費者マインドは、このところ頭打ちになってきている。「消費者態度指数」は引き続き改善傾向にあるが、最近のデフレ状況を鑑み、「物価の上がり方」と「耐久消費財の買い時判断」を除いてみると、2000年12月調査の数値は若干悪化している。また、日本リサーチ総合研究所の「生活不安度指数」は、2000年8月調査以降、2001年2月調査まで悪化が続いている(図1)。

  2. この背景には、雇用や所得などの雇用環境が依然として厳しいことに加えて(図2)、このところの株価低迷などにより消費者の景気見通しが悪化していることが原因として考えられる(図3)。


図1 消費者マインドの動き

図2 最近の雇用情勢 図3 消費者による景気見通しの推移

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当) 伊藤 靖晃 直通03‐3581‐9516

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