今週の指標 No.228 目次   前へ 次へ 2001年1月22日

発注パターンによる公共投資の振れ

<ポイント>

  1. 公共投資は、総じて低調に推移しているが、最近の動きをみると工事の受注は前年を上回っている(図1)。これは、99年度において、予算の上半期前倒し執行により9月にかけて発注が大きく伸びた後に反動で低調となったことを反映したものであり、受注の基調が大きく変化したものではないと考えられる(図2)。
  2. このように公共工事の受注は、年度ごとの発注方針や補正予算の編成時期により前年比が大きく振れる。大手50社の単月の動きを均してみると、地方を中心として引き続き低調に推移していることが確認できる(図3)。

図1.公共工事受注関連指標の動き(2000年)

図2.99年と2000年の発注パターンの違い(大手50社)

図3.公共工事受注額(大手50社)後方3ヶ月移動平均前年比の推移

担当:参事官(景気判断・政策分析総括担当)付 吉村恵一 直通03-3581-9527

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