昭和58年

年次世界経済報告

世界に広がる景気回復の輪

昭和58年12月20日

経済企画庁


[年次リスト]

目次

昭和58年度年次世界経済報告(世界経済白書)の公表に当たって

はじめに

第1章 1983年の世界経済

 第1節 景気回復に転じた先進国経済

  1. 景気回復続く北アメリカ経済

  2. 回復力の弱い西ヨーロッパ経済

  3. 一部に明るい兆しが出てきたオーストラリア経済

 第2節 インフレの鎮静化とOPECの原油値下げ

  1. 鎮静化した先進国のインフレ

  2. 基準原油価格値下げとOPECの再結束

  3. 上昇力の弱い一次産品市況

 第3節 世界貿易の動向と引続く保護貿易主義的圧力

  1. 世界貿易に回復の兆し

  2. 引続く保護貿易主義的圧力

 第4節 国際収支と為替相場の動向

  1. 明暗分かれる先進国・発展途上国の経常収支動向

  2. 国際金融・資本市場の動向

  3. 米ドル高と欧州通貨の動向

 第5節 発展途上国の経済困難と南北問題

  1. 最悪期を脱しつつある産油国経済

  2. 困難続く非産油途上国経済

 第6節 調整政策を遂行する共産圏経済

  1. 経済調整を継続する中国経済

  2. 立ち直り気配みられるソ連・東欧経済

第2章 今回の景気回復の特徴とその波及の条件

 第1節 今回の景気回復の特徴

  1. 最近の景気回復の動き

  2. 景気回復の初期条件

  3. 景気回復を主導したもの

 第2節 景気回復と経済政策

  1. 前回と今回の政策展開の相違点

  2. 財政赤字の増加と現在の財政政策

  3. 最近の金融政策

  4. 各国のポリシー・ミックスと部門別貯蓄・投資バランス

 第3節 景気回復の波及過程

  1. 景気回復の波及現象

  2. 世界経済モデルによるシミュレーション分析

  3. その他の要因

第3章 持続的成長と経済再活性化の条件

 第1節 持続的成長とインフレ

  1. 70年代におけるインフレ率の高まりとその原因

  2. 最近のインフレ鎮静化の要因

  3. 今後の対応

 第2節 持続的成長の中核としての設備投資

  1. 労働生産性上昇率鈍化の諸要因

  2. 産業構造と生産性

  3. 設備投資の決定要因

 第3節 経済再活性化のための政策とその効果

  1. 主要国における経済再活性化政策の展開

  2. 経済再活性化政策の効果

  3. 教訓と残された問題

 第4節 インフレなき持続的成長の条件

第4章 国際的資本の流れの変化と国際金融の諸問題

 第1節 変動相場制10年の経験

  1. 変動相場制下のドル相場

  2. ドル高の要因とその影響

  3. 変動相場制補強のための方策

 第2節 国際的資金循環構造の変化

  1. ドル高下の資本移動

  2. 石油価格低下と国際金融市場の構造変化

 第3節 累積債務問題解決に向かって

  1. 累積債務問題の現状

  2. 債務国の経済調整

  3. 累積債務問題の展望

 むすび

付注

参考資料


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