トピック(平成13年4月四半期報)

トピック:長引くアメリカ経済の減速

アメリカでは、耐久財消費や住宅投資などには底堅い動きがみられる一方で、設備投資は依然として弱い状態が続いている。今後の設備投資の動向については、

  1. 企業収益の悪化を反映して株価が軟調に推移していること
  2. NAPM総合景況指数に下げ止まりの兆しもみられるが、依然として50%を下回っており企業活動の縮小を見込む企業の方が多いこと、
  3. 稼働率が低下しており2月には80を下回る(92年3月以来)など、生産設備の過剰感が現れていること、などから注視が必要である。

などから注視が必要である。

1.株価の下落

2.企業の景況感

3.稼働率の動向