平成30年3月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(3月)

3月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.3ポイント上昇の48.9となった。
家計動向関連DIは、飲食関連が低下したものの、サービス関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
3月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.8ポイント低下の49.6となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差3.3ポイント上昇の51.7となり、先行き判断DIは前月差2.5ポイント低下の50.1となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、人手不足、コストの上昇、海外情勢等に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.9となった。企業動向関連、雇用関連のDIが低下したものの、家計動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.3ポイント上回り、4か月ぶりの増加となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.8ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)