平成30年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(1月)

1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差4.0ポイント低下の49.9となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.3ポイント低下の52.4となった。
企業動向関連DIは上昇した一方で、家計動向関連DI及び雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差4.8ポイント低下の49.1となり、先行き判断DIは前月差1.5ポイント上昇の52.8となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「天候要因等により一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を4.0ポイント下回り、2か月連続の低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、52.4となった。企業動向関連のDIは上昇したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.3ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)