平成29年7月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(7月)

7月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.3ポイント低下の49.7となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が低下したものの、サービス関連が上昇したことから横ばいとなった。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
7月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント低下の50.3となった。
雇用関連DIは上昇したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIは低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.1ポイント上昇の51.0となり、先行き判断DIは前月差0.9ポイント低下の50.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「持ち直しが続いている。先行きについては、人手不足に対する懸念もある一方、引き続き設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.7となった。家計動向関連のDIは変わらなかったものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.3ポイント下回り、4か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.3となった。雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を0.2ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)