平成29年6月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(6月)

6月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.4ポイント上昇の50.0となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
6月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.9ポイント上昇の50.5となった。
雇用関連DIは低下したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIは上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.2ポイント低下の49.9となり、先行き判断DIは前月から横ばいの51.5となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「持ち直しが続いている。先行きについては、人手不足に対する懸念もある一方、引き続き受注や設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、50.0となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を1.4ポイント上回り、3か月連続の増加となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.5となった。雇用関連のDIが低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.9ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)