平成27年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(2月)
2月の現状判断DIは、前月比4.5ポイント上昇の50.1となった。
家計動向関連DIは、小売関連が上昇したこと等から上昇した。企業動向関連DIは、製造業及び非製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。
2月の先行き判断DIは、前月比3.2ポイント上昇の53.2となった。
先行き判断DIについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、賃上げへの期待や燃料価格低下への期待等がみられ、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、一部に弱さが残るものの、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、賃上げへの期待や燃料価格低下への期待等がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、50.1となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を4.5ポイント上回り、3か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を7か月ぶりに上回った。
図表1 景気の現状判断DI
図表2 構成比
2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、53.2となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.2ポイント上回り、3か月連続の上昇となった。