平成26年12月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(12月)
12月の現状判断DIは、前月比3.7ポイント上昇の45.2となった。
家計動向関連DIは、小売関連などが上昇したこと等から上昇した。
企業動向関連DIは、製造業及び非製造業が上昇したことから上昇した。
雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。
12月の先行き判断DIは、前月比2.7ポイント上昇の46.7となった。
先行き判断DIについては、物価上昇への懸念等が引き続きみられるものの、経済対策や燃料価格低下への期待等から、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、物価上昇への懸念等が引き続きみられるものの、経済対策や燃料価格低下への期待等がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.2となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.7ポイント上回り、5か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を5か月連続で下回った。
図表1 景気の現状判断DI
図表2 構成比
2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、46.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.7ポイント上回り、7か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を4か月連続で下回った。