42 2012年11月にシャープとパナソニックは業績見通しを下方修正した。シャープは、主力の液晶テレビ事業の不振に伴い、多額の損失を計上したことにより、2013年3月期の連結最終損益を過去最大の4,500億円の赤字(2012年3月期は3,760億円の赤字)と見込む。パナソニックは、携帯電話や電池などの事業縮小などの構造改革に伴う損失が膨らみ、2013年3月期の連結最終損益を7,650億円の赤字(2012年3月期は過去最大の7,721億円の赤字)と見込む。