景気ウォッチャー調査

平成21年2月調査結果(抜粋)


今月の動き(2月)

 2月の現状判断DIは、前月比2.3ポイント上昇の19.4となり、2か月連続で上昇した。
 家計動向関連DIは、消費者の購買態度が依然慎重であるものの、円高等による一部商品の価格低下や、環境対応車・住宅に対する購買意欲がみられたこと等により、上昇した。企業動向関連DIは、受注の減少やそれに伴う在庫調整・減産等が続き、資金繰りも厳しいものの、原材料価格の低下、一部企業での販売量の増加等により、上昇した。雇用関連DIは、新規求人数の減少、離職者の増加、休業の増加等が続いているなか、前月に比べ、「悪化」と判断する人が減少し、「やや悪化」と判断する人が増加したこと等から、上昇した。
 2月の先行き判断DIは、前月比4.4ポイント上昇の26.5となった。
 先行き判断DIは、家計部門においては、景気・雇用・株価に対する先行き不安、所得の減少見込みがあるものの、定額給付金の給付、環境対応車や住宅ローンに係る減税、高速道路料金の値下げに対する期待があること等から、上昇した。企業部門においては、厳しい状況ながらも、在庫調整の進展が一部で期待されていること等から、上昇した。雇用部門においては、厳しい状況ながらも変わらないと予想する人が増加したこと等から、上昇した。
 景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気の現状は極めて厳しいものの、このところ悪化のテンポが緩やかになっているとのことであった。
 

全国の動向

1.景気の現状判断DI

 3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、19.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.3ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を23か月連続で下回った。


図表1 景気の現状判断DI


景気の現状判断DI(表)


図表2 構成比

構成比


景気の現状判断DI(グラフ)




2.景気の先行き判断DI

 2〜3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、26.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を4.4ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を21か月連続で下回った。

図表4 景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI


図表5 構成比

構成比


景気の先行き判断DI