古川大臣の経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会への出席について(平成24年5月)

古川元久経済財政政策担当大臣は、5月23日、パリで開催された第51回経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会に出席しました。

古川大臣は、「経済的課題に対する新たなアプローチ」及び「全員参加-あまねく広がる成長及び雇用のための政策」セッションに出席しました。
「全員参加-あまねく広がる成長及び雇用のための政策」のセッションでは基調発言を行い、国民全体で社会の幅広い人々が成長の果実を享受できるような成長(インクルーシブな成長)を実現していく必要性についてOECD各国と問題意識を共有していることを述べ、我が国でも、若者の雇用や、女性・高齢者の力の活用に向けた取組みを行っていることを紹介しました。
また、世界金融危機の教訓を踏まえ、新たな成長のあり方についてOECDを挙げて検討する「経済的課題に対する新たなアプローチ」プロジェクトを日本として支持することを表明しました。

閣僚理事会での議論の成果は、「閣僚声明」として取りまとめられました。

また、本年の議長国トルコのババジャン副首相主催の夕食会に出席し、カーク米国通商代表、レスラー・ドイツ経済技術大臣、ファスト・カナダ国際貿易大臣等と同席し、意見交換を行いました。

以上

(参考) OECD閣僚理事会閣僚声明 英文(PDF形式) │ 和文仮訳(外務省のHPへリンク)(PDF形式)別ウィンドウで開きます