「若者自立・挑戦プラン」に基づく内閣府の取り組みについて

 我が国の雇用情勢をみると、最近、完全失業率が低下傾向で推移し、雇用者数も増加傾向となっているなど、改善がみられるものの、若年層の失業率は依然として高く、またフリーターが増加するなど、若年層を取り巻く雇用環境は厳しさがみられます。これを踏まえ、政府は、平成15年4月に、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣及び経済財政政策担当大臣の関係4閣僚(※)による「若者自立・挑戦戦略会議」を発足し、同年6月、「若者自立・挑戦プラン」をとりまとめました。また、その強化を図るため、平成16年12月に開催された同会議において「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」を取りまとめました。

 内閣府としては、平成17年度に、同アクションプランの一環として、「若者フォーラム」として、インターネット上で意見交換・情報発信・意見収集を行うためのウェブサイトの構築、若者就職支援のためのシンポジウムや相談会(「なるにはメッセ(若者チャレンジキャラバン)」)の実施等に取り組むこととしています。

 このように、関係各省が協力して、若者の働く意欲を喚起しつつ、すべてのやる気のある若者の職業的自立を促進し、若年失業者等の増加傾向を転換させるための、さまざまな施策を実施しています。

(※ 平成16年6月の第5回若者自立・挑戦戦略会議より、官房長官が新たに加わり、関係5閣僚となりました。)

担当 政策統括官(経済財政運営担当)付

参事官(産業・雇用担当)

03(6257)1541