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これからの日本 ~「日本21世紀ビジョン」報告の紹介~

1.これからの日本が迎える大きな流れとは?

 これからの日本は、今までになかったような大きな流れに直面します。

(1)全体の人口が減る、お年寄り(高齢者)の割合が増える

(2)国境を越えた交流がいま以上に増える、アジアの国々などが大きく経済発展する

(3)インターネットなどの情報化が進み、人の暮らしや社会が多様化する

2.何もしないと日本はどうなってしまうのか?

 そうした流れにうまく対応しようとせず、現状に甘んじていると、日本は、緩やかだが、着実な衰退を迎えてしまいます。

(1)経済活動の規模が小さくなり、1人1人の暮らしが貧しくなる

(2)国や地方の借金が増えたり、個人や会社のその返済のための負担が大きくなったりする

(3)日本が世界に及ぼす影響力が小さくなり、世界の動きに左右されてばかりいる国となる

(4)お金持ちの人はお金持ちのまま、貧しい人は貧しいままとなり、社会の雰囲気が悪くなる

3.明るい日本の未来のために何が必要でしょうか?

 そのような衰退の道を辿らず、明るい日本の未来を実現するためには、将来の目標(目指すべき将来像)を明確に持ち、それを実現するための基本的な考え方(戦略)と手段(具体的な行動)が必要です。

(1)開かれた文化創造国家

 日本が持つ文化や技術は、他国に負けない素晴らしいものです。これを世界に発信し、世界中の人が日本に集まるような、魅力的で存在感のある国になることが可能です。
そのためには、人の質(人間力)を高める教育を行うなど、文化を盛んにしたり、新しい技術を生み活用したりするような環境を整えることが必要でしょう。また、より自由な海外との取引のために地域的な経済の結びつきを強めたり、外国人労働者を受け入れたりするなど、外国との交流を活発にさせることも必要でしょう。

(2)「時持ち」が楽しむ「健康寿命80歳」社会

 健康な人が増え、様々なチャンスと自由な時間があれば、高齢化の時代でも、活力のある社会を維持することができます。
そのためには、健康の維持や病気の予防に力を入れたり、自分の生き方を自由に選べるようにすることが必要でしょう。また、お金持ちの人はお金持ちのまま、貧しい人は貧しいままといった、貧富の差が固定化しないよう、勉強したり、働いたりする機会の平等が確保されることも必要です。

(3)豊かな公・小さな官

 政府は政府にしかできないサービスをもっぱら提供すべきです。政府の借金ができるだけ増えないようにするほか、私たちの暮らしの安心を支える社会保障制度が長持ちするようにする必要があるでしょう。
現在世の中の役に立つ活動をしてみたいという人が増えています。そうした人たちを支援することも必要でしょう。

 このように、明るい未来を実現するためには、日本はこれからも改革を進めていくことが必要です。
ここで取り上げた話が、この国の将来のかたちを議論する際のきっかけとなればと思います。


※当資料は、当ビジョンを誰にでもわかりやすく紹介するために作成したものであり、内容を具体的にお知りになりたい方は、直接「日本21世紀ビジョン」専門調査会報告書本文又は各ワーキング・グループ報告書本文を御参照下さい。

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