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第9回会議(平成21年4月7日) 与謝野大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

与謝野大臣

(1) 経済危機克服の道筋

(2) 経済危機克服のための「有識者会合」への対応

 与謝野馨です。本日、本年第9回目の経済財政諮問会議が開催されました。

 冒頭に、日銀総裁より、本日決定をされました日銀の金融政策決定会合の政策についての簡単な御説明がありました。

 第1の議題は、経済危機克服の道筋について議論しました。

 本日の議論を踏まえまして、迅速に経済対策を取りまとめていくことを確認いたしました。

 いろいろな御意見がありましたけれども、

  • 一つの御意見は、わかりやすいメッセージが必要である。ルーズベルトは、財政出動をやったけれども、ネットの額はそう大きくはなかったが、国民に希望を与えたことで成長が復活した。その後、早目に財政・金融を緊縮したために、経済が腰砕けになった。したがって、コンティンジェント、状況をよく見極めるという政策態度も大事だし金融政策も大事だと、そういう御意見。
  • 他の御意見は、外需の減少をすべて財政で埋めることはできないし、埋めるべきではない。世界が復活をしたら、それをつかみとり、内需・外需の二本柱で日本の経済を支えていく必要がある。10兆円台というのは、いい数字である。
  • 他の御意見は、各企業の努力で潜在的失業を封じ込めている。雇用対策では、そのようなことに対する対策をとることも大事である。

 こういった御意見がありました。

 次に、先般10回にわたりまして開かれました有識者会合への対応について議論いたしました。

 目下、有識者会合の御提言については整理をしていますけれども、できるものは今回の対策に盛り込み、その他の課題については諮問会議で必要な審議、フォローアップを行い、「基本方針」などに反映させていくことを確認しました。

 なお、経済対策が正式に決まった後には、有識者会合で出された御意見を分類して、対策に盛り込めたもの、長期的な検討課題、その他等々に振り分けて皆様方にも御説明申し上げたいと思っております。

 最後に、総理から次のような御発言がありました。

  • 新しい経済対策では、政策を総動員し景気の底割れを絶対に防ぐとともに、未来への成長につなげていきたい。本日の議論を踏まえ、与謝野大臣には対策を早急に取りまとめていただきたい。その際、先日の有識者会合の意見については、今回の対策に盛り込めるものはできるだけ盛り込む。また、それ以外の御意見については諮問会議でも議論を行っていただきたい。提言をいただいた方には、御提言がどのようになったかということを、きちんとフィードバックする必要があるという御発言がございました。

 最後に、今後の諮問会議の予定について一言申し上げますが、本日、総理が4月13日より安心社会実現会議を開催し、生活の安全保障という観点から、目指すべき社会の姿について議論する旨発表されました。

 諮問会議では、4月下旬から安心実現集中審議を行いまして、格差や生活安全保障、この中では医療、介護、年金、雇用、子育てに関する実態分析、社会保障改革に関する工程表の具体化などの議論を行うこととしたいと考えています。

 安心社会実現会議の社会ビジョンの議論と緊密に連携させながら、「基本方針2009」をにらんだ具体的な政策についての議論を諮問会議において進めたいと考えています。

(以 上)

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