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与謝野大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

第6回会議(平成21年3月10日)

与謝野大臣

成長戦略集中審議:その2

  1. 底力発揮(農業)
  2. 底力発揮(観光)

 与謝野馨です。本日、本年第6回目の経済財政諮問会議が開催されました。

 第1の議題では、石破大臣にも御参加いただき、農業について議論いたしました。

 総理からは、

  • 農林水産大臣から提案のあったプロジェクトは、地域活性化に向けた未来志向の取組だ。特に、耕作放棄地の再生は、わかりやすく具体的なものを示してほしい。植物工場等、新産業を創造するプロジェクトは、実用化を急いでほしい

 との御発言がありました。

 議論の一部をご紹介申し上げますと、

  • 花粉が出ないような植林、少なくなるような工夫を考えてほしい。
  • 耕作放棄地については、農業での活用、大規模化、リースなどが本筋である。モデルプロジェクトを早くやっていただきたい。
  • 放棄地活用の補助金が余るという状況がなぜ起こるのか。使い方をしっかり見てほしい。

 第2の議題では、金子大臣にも御参加いただき、観光について議論いたしました。

 総理からは、

  • クールジャパンと外国人が感じるのは、日本人にはわからないものが多い。外国人に魅力的な資産は多いのであるから、観光対策にはしっかり取り組みたい。また、観光地の無電柱化など、外国人観光客が訪問したくなるような魅力ある地域の景観づくりを積極的に促進したい。自分の地元でも2年間で、ある市を無電柱化した。その結果、町並みがすっかり変わり、そこの道路沿いの事業者もどんどん模様がえをした。これは、波及効果が非常に大きかった

 とのご発言がありました。

 議論の一部をご紹介申し上げますと、

  • 入国手続の迅速化は、国のイメージにかかわる。民間にできる仕事もたくさんあるはず。工夫すべきである。
  • 成田・羽田は、ビジネスから見てもボトルネックである。日本も何とかハブ空港を整備すべきである。ハブ空港に関する競争は厳しく、日本に与えられた時間的余裕は少ない。
  • 超電導リニアをぜひ推進してほしい。併せて、フリーゲージトレインも進めるべきである。また、バリアフリー化をしっかり進めるべきであって、1日5,000人以下の駅でもバリアフリー化を進めるような支援をやれるようになった。
  • 観光振興のために、電線地中化が大事である。電力会社の負担により計画が遅れている状況を、何とかすべきである。
  • 日本の観光地とフランスの観光地を並べたポスターを、パリの地下鉄に多数張った。その結果、フランスからの観光客が2割増になった。したがって、観光についてはまだまだ努力の余地がある、

 といったご議論がありました。

 最後に、成長戦略について、今後の進め方について申し上げます。

 次回は、個別分野として、低炭素革命と情報通信技術を取り上げる予定です。

 これまでは、分野別プロジェクトを主に検討してまいりましたが、同時に経済危機克服のための政策対応の道筋を明らかにし、その中で成長戦略をどのように位置づけていくかについて、考え方を整理することも必要と考えております。

 可能であれば、次回には民間議員から、マクロ経済政策の立場から、危機克服の道筋について御提案をいただき、議論を進めたいと考えております。3年間を通じて、局面別のリスクと重点分野について、わかりやすく考え方を示していただくようにお願いしたところです。

(以 上)

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