内閣府 Cabinet Office, Government of Japan

内閣府ホーム >  内閣府の政策 >  経済財政政策 >  経済財政諮問会議 >  経済財政諮問会議(平成13年~平成21年) >  諮問会議情報 >  平成21年会議結果 >  与謝野大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

与謝野大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

第5回会議(平成21年3月3日)

与謝野大臣

成長戦略集中審議:その1

  1. 健康長寿
  2. 底力発揮(人財力)
  3. 底力発揮(コンテンツ)

 与謝野馨です。本日、本年第5回目の経済財政諮問会議が開催されました。

 今後の諮問会議の進め方についてですが,本日を含めた3回の諮問会議を成長戦略に関して行い、月末に向けて一定の方向性を見出したいと思っています。

 3回にわたる成長戦略の集中審議第1回目の今回は、健康長寿、人財力、コンテンツについて議論しました。次回は、観光、農業を中心に、次々回は低炭素革命、情報通信技術を中心に御審議いただく予定です。

 総理から、冒頭

  • 成長戦略はまず国民に夢を与えるものでなければならない。また、利害調整が難しい話もあるが、不退転の決意で臨まなければならない

 との決意の御発言がございました。

 第1の議題では、健康長寿分野について議論しました。

 総理からは、

厚生労働大臣には、産業としても収益を上げ、将来のキャリアアップに応じて処遇と賃金が高まるような環境整備を具体的に検討してほしい。地域の医師不足、高度医療不足の問題は、政府の総力を挙げて対応しなければ解決できない課題であり、厚生労働大臣に加え、関係大臣が連携して地域を支えてほしい。
医療のIT化推進はなかなか進まなかったが、待ったなしの問題である。また、新型インフルエンザへの万全な対応にもしっかり取り組んでほしい。ヨーロッパは極めて深刻に受け止めている。

 という御指示がございました。

 議論の一部を御紹介申し上げますと、

  • 2003年にサービス分野の雇用を5年間で530万人増やすという計画を掲げたと。実績は400万人くらいである。医療・介護は年間20万人増えた。高齢者ケア分野の伸びは大きい。集中的に取り組むべきである。
  • 地域医療の問題は、モデル地域でまず実行例を作るべきだ。大学病院の機能の再構築をやっていきたい。医師養成数も増やしたい。
  • 総理からは、これらの発言に対して、しっかり取り組んでほしい。
  • また、別の議員から、モデル地域への集中投資が重要。がん対策は、3省が本当に共同してやっているか危惧をしている。実効性が問題だ。介護を収益が上がり、給与を上げられる産業とすることが必要だ。
  • 総理からは、例えば脳を刺激をすると足が動くというロボット技術が出てきている。まず、スポーツという切り口から入ったらどうか。

別の議員からは、厚労省は、安全性ばかり考えて輸出競争力を考えていなかった。
医薬品を輸出産業に育てるという視点が大事だ。

 第2の議題では、舛添大臣、塩谷大臣にも引き続き御参加いただき、人財力分野について議論しました。

 総理からは、

  • 国を挙げて人財力強化に取り組むべき。厚生労働大臣、文部科学大臣には、離職者に対する職業訓練を軸にしたセーフティネットの強化など、対策の充実に努めてほしい。また、ポスドク対策は重要だ

 という御指示がございました。

 第3の議題は、塩谷大臣に御参加いただき、コンテンツ分野について審議しました。

 総理からは、

  • コンテンツの強みを産業化することが大事だ。車や鉄鋼に並ぶメイド・イン・ジャパンの輸出品に挙がるよう、具体的方策を検討してほしい。雇用の面でも重要だ。コンテンツの良いものは、産業に育てなければいけない

 という御趣旨の御指示がありました。

(以 上)

内閣府 Cabinet Office, Government of Japan〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)