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与謝野大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

第3回会議(平成21年2月3日)

与謝野大臣

(1) 今後の諮問会議の進め方について

(2) 農業改革の論点について

 与謝野馨です。本日、本年第3回目の経済財政諮問会議が開催されました。

 第1の議題では、今後の諮問会議の進め方について議論をし、資料のとおり、意見が一致をいたしました。

 次に、議題にはありませんでしたが、日銀・白川総裁より、本日、株式買入れについて決定した旨の御報告がございました。これに対して、

  • 中川財務大臣から、このような決定を日銀がされたことを歓迎する旨の発言がございました。

 本日の次の議題である農業改革の論点について議論しました。私からは、麻生内閣の重要課題である農政抜本改革について、貴重な御意見をいただいたので、石破農政改革大臣のもとで、本日のいろいろな意見を改革の具体案づくりに反映させていただきたい旨、申しました。

 諮問会議としては、農政改革関係閣僚会合と連携しながら、引き続き議論をしてまいりたいと、こういうことを申し上げたところです。

 総理からは、最後に御発言がございまして、

  • 「基本方針2009」について、従来、いわゆる「骨太方針」は、各省の翌年度の予算要求を幅広く束ねる傾向が強くなっていた。自分としては、「日本経済の再興に向けた基本設計図」としたい。内容も徹底したメリハリをつけたい。また、農業改革の論点については、農政改革については内閣において体制を整備したところであるが、諮問会議ではあるべき政策論を率直に議論していただきたい。新たな成長戦略は急務の課題であって、二階大臣にお願いしている取りまとめに間に合うよう、各省協力してほしいという旨の御発言がございました。

 概要をもう一つ申し上げますと、石破大臣の今日のお話と民間議員が用意されましたペーパーとは、内容もその方向性も、概ね一致していたのではないかという強い印象を、私は受けました。

 幾つかの御発言を御紹介します。

  • 民間議員から、石破大臣の方向性を全面的に支持したい。若者が農業で成功して、そういう事例が世の中に広がることが重要である。来年まで検討する改革プランを先取りして、重点プロジェクトとしてやってほしい。具体的な問題点も、そうすれば明らかになるし、またそれが世間に広まるという効果もある。
  • 別の民間議員から、農地の所有から利用への転換は、改革の根幹をなすものである。農業と産業との協力によって、サプライチェーン全体について改革が図られる。協力を進めてほしい。
  • 他の民間議員から、農業への転入者を毎年8万人確保しないと基幹従事者が確保できない。しかしながら、若い世代は年に1万人ぐらいしか入ってこない。年10万人の潜在的雇用創出効果があるのではないか。また、捨てづくりとか、いろいろな複雑な補助金もあって、現状を一度、系統的に明らかにしてほしい。
  • 鳩山議員から、国内版青年協力隊というような事業を通して、雇用につなげていきたい。
  • 中川議員からは、これから農業問題を議論していくためには、3つのことを前提にして考えてほしい。地理的にいって日本は細長い島々で、気候についても多様であり、したがって、極めて多様な農業になっている。また、これは日本のみならず各国とも、この問題については政治性が非常に強いということ。それから、この改革を論じるときには、何のための改革かという目的をはっきりさせて改革を進めていくことが大事だ。

(以 上)

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