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第21回会議(平成19年8月9日) 大田大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

大田大臣

18時05分~18時11分 於:共用220会議室

(1) 平成20年度概算要求基準について

1.発言要旨

 今日は、平成20年度の概算要求基準について審議いたしまして、諮問会議として了承いたしました。まず、財務大臣から概算要求基準についてご説明があり、次いで菅大臣から、これはお手元に資料があると思いますが、地方も歳出削減をやっているけれども、国の施策と密接な関係にあると。それで、国の予算不足分を地方が負担せざるを得ないようなものもあると。したがって、そういうことに対して適切な措置をしてほしいと、これは資料に書かれておりますけれども、そうした趣旨の発言がありました。
それから、審議に当たって、次のような御発言がありました。いずれも民間議員です。
安倍内閣のカラーが国民にはっきりわかる色として打ち出されるような予算にしてほしいと。経済活性化と財政再建を両立させるには、思い切ったメリハリをつける以外に道はない。特別枠はもちろんのこと、それ以外の歳出でもメリハリが明確に打ち出されるよう政府全体で取り組んでほしいと。
それから、別の民間議員から、メリハリを生かすために、昨年よりも増額された特別枠が設けられたことを評価したいと。問題は、この特別枠の中身。予算を要求する省庁の側も費用対効果を厳密に検証して、政策の効果が出る予算にしてほしいと。
それに関連して別の民間議員ですが、その費用対効果といったときに、費用は予算として見えるわけですけれども、効果が広く薄く国民に共有されるもの、あるいは多年度にわたるものになっている場合は、なかなかその効果は見えにくいと。しかし、その効果が多数年にわたり広く薄く効果があるグローバル化というのは非常に重要であるので、こういうものについても費用対効果をしっかりと出して、予算をとっていくべきであると、政策をやっていくべきだという発言。
それから、別の民間議員から、この歳出圧力が高まる中で、財政規律をしっかりと守る概算要求基準が出されたことを高く評価したいと。この予算編成の5原則というのを「進路と戦略」、それから今回の「骨太方針」でも掲げておりますが、これがしっかり守られているということは重要なことだと、これは今後も守っていかなくてはならないと。特にこの5原則の5番目は、国民への説明責任を徹底するというものになっています。この歳出改革の中身がよく理解されていない面もあるので、この国民にわかりやすく見えるように、各省とも努力して、この5原則をしっかりと守ってやってほしいという発言がありました。
発言は以上です。
それから、総理から最後に、この概算要求基準取りまとめへのご協力に感謝したいということと、今度は予算要求を行う各省庁がメリハリのある概算要求をしていただく番となると。政府全体としてメリハリのある予算になるようにしたいという発言がありました。
私からは以上です。
この概算要求基準につきましては、明日の閣議で了解される予定です。
私からは以上です。

2.質疑応答

(問)確認なんですが、総理からの発言は今大田大臣の仰いました最後の部分、メリハリのある予算にという、その部分だけですか。

(答)はい、そうです。この概算要求基準としてはメリハリをつける努力をしているわけですけれども、今度はやはり要求する省庁の側でメリハリある予算が出てこないといけませんし、民間議員からもやはりメリハリが大事だという意見が随分出されましたので、それを受けて、今度は各省がしっかりメリハリある概算要求をしてほしいという発言、指示でした。

(問)もう1点、改めてということになりますが、今回了承された概算要求基準、大田大臣としての評価をお願いできますか。

(答)これは「骨太」の作成の段階から歳出圧力は非常に強かったですし、「骨太2006」で出された歳出・歳入一体改革を守っていくというのは、大変難しいことではありましたけれども、「骨太2007」に「骨太2006」に則って最大限の削減をするということが明記され、それをそのまま受け取った予算の全体像が取りまとめられ、概算要求基準ができたということは、私自身も高く評価しています。
あと、これをまた年末の予算編成までしっかりと実現させていくということですね。

(以 上)

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