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山本内閣府事務次官記者会見要旨 平成21年3月26日

(平成21年3月26日(木)
14:00~14:11
 於:内閣府本府1階118号室)

1.発言要旨

主な予定ですけれども、男女共同参画会議が本日17時45分から官邸4階で開かれます。
公表物ですが、今日の14時半から「社会意識に関する世論調査」のレク、それから「第8回世界青年意識調査」も本日17時からレクがございます。
私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)農水省の組合ヤミ専従問題について、官房の秘書課長が関係の文書を改ざんしていたということが発覚しまして、ヤミ専従の問題について、組織としても何らとがめる雰囲気ではなかったという異常な実態が浮かび上がってきましたが、こういったことが内閣府では果たしてないのかどうか、調査などは進めていらっしゃいますでしょうか。
(答)農水省の件については、報道等で承知しております。昨年5月に、総務省人事・恩給局のほうから各省庁に、無許可専従、いわゆるヤミ専従に関する一斉点検についてという調査依頼がございまして、内閣府として調査したところでございます。ヤミ専従をしているものはいないということで、お答えしたところでございます。
当然、国家公務員法上、組合活動に専従するためにはきちんと許可をとって行う、これは当然のことでございます。公務員には、職務に専念する義務があるわけでございますから、その許可をとって行うというのは当然のことでございますので、我々としても、内閣府でもそういったことが今後もないように、しっかりとやっていきたいと思っております。
(問)繰り返しですけれども、文書の改ざんという問題がありますと、なかなか発覚しづらいかと思うのですけれども、そういったことも含めまして、改めて総点検というのをなさるお考えというのはございますか。
(答)文書の改ざんというのは、ちょっとどういう局面でどういうことが行われたのか、私、詳しくは知りません。農水省でも調査をするといったことが、報道では言われていますので、それで明らかになってくるのかなと思いますけれども、どんな局面でも、当然のことながら、文書の改ざんといったようなことがあってはなりませんので、そういったような仕事のやり方、それから文書管理のあり方、いろいろなことの透明性の確保といったものにつきましては、私どもも、これまでいろいろな局面に応じて徹底しているつもりでございますけれども、さらにそういったことについては、常日ごろの仕事の仕方そのものにかかわりますし、また、意識の問題ということでしょうから、いろいろな局面で指導徹底をしていきたいと思います。
(問)経済政策についてです。今後の経済政策のあり方について、経済財政諮問会議の中で、やみくもにお金をつぎ込めばよいものではない。きちんと費用対効果というもの、あるいは中・長期的な波及効果というものを含めて、賢いお金の使い方をしていくべきだと、英語ではWise Spendingと言うそうですけれども、そういったような共通認識が生まれております。次官は、この賢い支出というものについては、どのようなものであるというふうにイメージされますでしょうか。具体的なイメージですとか、あるいはこういった事業、施策を指すものであろうと、そういったような思い描いていらっしゃるものがございましたら、御紹介いただけますでしょうか。
(答)昨日開かれました経済財政諮問会議で「経済危機克服の道筋について」という民間議員ペーパーが出されて、そこでも議論されたところでございます。私も、「Wise Spending」という言葉自体は最近聞いた言葉でございまして、ケインズが使った言葉だということのようですけれども、昨日の民間議員ペーパーの中でも、これから経済のいろいろな局面、危機フェーズ、底入れフェーズ、それから回復・成長フェーズ、こういういろいろな局面の中で、Wise Spendingという観点が大切だと。その趣旨は、要するに、今の需要を生み出すということも必要で、GDPギャップが、相当な額あるわけですから、今の需要を生み出す、それも必要です。それと同時に、それを将来の中・長期的な成長につなげていく、そういう呼び水になるような財政支出という観点が必要だと。それが、今のWise Spendingという言葉が使われている使われ方というか、趣旨なのですね。したがって、一過性だったり、あるいは場当たり的だったり、あるいは、今の世界経済の状況では、保護主義といったものに傾いていくような趣旨のものであったり、そういったものはやはり「Wise」とは言えないということなのだろうと思います。
具体的には、84名の各界各層の方々から、非常に広範な分野について、いろいろな御意見も伺っております。それだけではありませんが、これからも諮問会議なり、いろいろな与党での検討もございますので、そういう中でいろいろ構想されるもの、そういったものを、今のようなWise Spendingという観点からセレクトしていくというような作業が行われていくのだろうと思います。
ちなみに、昨日の諮問会議等、あるいは有識者会議等で出ております先ほどの趣旨の安定成長の呼び水になる民需主導の安定成長につながっていく例とか、現状を考えると言われておりますものは、例えば環境・省エネのいわゆる低炭素社会の実現とか、あるいは少子・高齢化時代を踏まえた医療・介護、子育て等といった分野が例に挙がっております。また、将来の成長の芽になるという意味からは、人材育成とかITとか、公共事業についても、我が国は随分、公共道路だとか河川だとかの整備にこれまでも投資してきたわけでございますけれども、現時点でも、例えば成長のための、昨日のペーパーの言葉でいえば、「ボトルネック・インフラの解消」といったような言葉があります。そういったような、「ここをちょっと完成すれば効果が一挙に上がる」というボトルネックになっている分野についての投資とか、それから、いわゆる中心的な空港整備だとか、あるいは重要港湾の整備のような、これからの物流とか、アジア全体の物流等を考えたときに、これまで投資はしてきているけれども、随分もう他国に比べて遅れてしまっているような重要インフラへの投資といったものも、これからの我が国の成長を考えると必要なのではないかというような御意見が出ているように思います。そういう意味で、これから我が国が今の経済危機を克服し成長していくために、いろいろな多くのアイデアの中からみんなでセレクトしていく、それがWise Spendingにつながっていって、将来の成長につながっていくのかと思います。
(問)先ほどのヤミ専従の確認なのですが、昨年調査でヤミ専従ゼロというのは、現在でもその認識は変わっていないと。
(答)変わっておりません。
内閣府の本府には、職員組合がございますが、現時点、やや活動休止的な状況だと聞いております。それから、沖縄のほうに職員団体がございますが、昨年時点でそういう点検をして、「ありません」という報告を沖縄のほうから受けているというぐあいに承知しております。

(以上)

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