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山本内閣府事務次官記者会見要旨 平成20年11月20日

(平成20年11月20日(木)
14:00~14:12
 於:内閣府本府1階118号室)

1.発言要旨

今週の月曜日に、7月-9月期のQEが出ました。実質で-0.1%、年率-0.4%ということで、我が国の景気が弱いということが確認されました。与謝野大臣からは後退局面という判断だという御発言がございました。先行きも、世界全体の経済の減速といったような状況ですから、さらに厳しいものとなるリスクが存在するということに留意しなければいけないといった内容でした。
内外の経済状況をよく注視していかなければいけないということとともに、こういった状況も踏まえて、これから年末にかけて21年度予算の編成、税制改正、あるいは中期プログラムの策定に取り組んでいく必要があると考えています。
当面の予定ですが、事故米穀の不正規流通問題に関する有識者会議が今開かれており、16回目で、調査報告書の取りまとめ等について審議をしています。経済財政諮問会議は今日の6時から開かれ、終了後、与謝野大臣の会見があります。明日、時間は未定ですが、月例経済報告等に関する関係閣僚会議が開かれます。
公表物ですが、今日、「北方領土問題に関する特別世論調査」、明日、閣議終了後、「平成20年版青少年白書」が公表です。
私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)今、お話がございました諮問会議なんですけれども、プログラムのほう、より具体的な議論が進むと思うんですけれども、大体どういったところがポイントになるかというところと、あと取りまとめの目処、大体12月中旬ぐらいというような感触を持っているんですが、それでよろしいでしょうか。
(答)もう余り時間もありませんので、集中的に御審議をいただく必要があると思います。12月のどの時点になるかは、御審議いただかないとわかりません。ポイントは、社会保障のこれからの、より少子高齢化が進んでいく中での見通し、それから医療介護、年金等についての機能の強化、こういったものが社会保障国民会議から示されておりますから、こういったものをこれから実現していくことを念頭に置きながら、それが安定的に持続可能な制度として実現していくために、その安定財源をどのようにプログラムとして仕組んでいくのかというのがポイントになりますね。したがって、中期プログラムのなかで、中期的な観点から段階的な安定財源の確保といったものをどのように仕組んでいくのかということを、できる限り具体的に明らかにしていくという作業だと思います。
したがって、安定的財源ですから、税制の抜本的改革、姿をどう描くのかということが、その中心テーマになると思います。いよいよ今日から議論がスタートしますので、これから審議を十分していただきたいと思っています。
(問)あともう一点、よろしいでしょうか。月例報告の話も今週末予定をされておりますが、ここに来てアメリカ、欧州の落ち込みだけではなくて、アジア、あるいはまたこれまで唯一好調であった産油国のほうもかなり陰りが出てきているという状況ですが、このあたりの世界経済、情勢を見て、さらに日本経済の先行きについて、どういうようなところを注視すべきであるかというお考えをお聞かせください。
(答)先ほどのQEは7~9月期の数字ですから、いわゆるリーマン以降の状況というのが必ずしも反映されていないということで、欧米もそうですし、アジアの中国もまだ成長率自体は高いとはいえ、ちょっと落ちてきているということ、その他の新興国等についても下降してきつつあるといった状況で、世界経済が全体的に収縮しているということは否めない状況ですね。
そういうことを踏まえて、IMFとかOECDの今年とか来年の予測でも相当厳しい数字が出ているということでございますので、これはまた月例を見ていただければと思いますが、非常に厳しく、いろいろな面で、消費の面でも、設備投資の面でも、外需、輸出の面でも、なかなか厳しい状況がその度合いを強めているのではというのが現時点での瞬間風速的な状況なんじゃないでしょうか。
(問)厚生次官の事件に関連してなんですけれども、政治テロという可能性も否定できない状況だとは思うんですけれども、内閣府として何か職員とかに指示されたようなことというのはあるんでしょうか。
(答)内閣府として警備をきっちりする必要があるということで、昨日、入門は今身分証明書とかいろいろやっていただいておりますけれども、外部からの訪問者についても本人確認をより徹底するようにということですとか、あるいは警備の方のオフィス内の巡回等についてもしっかりやっていただくようにといったようなことを庁舎管理という観点から行っております。これは本府庁舎だけではなくて、4号館、その他の庁舎についても行っております。
いずれにしましても、大変痛ましい、残念な事件だと思います。暴力は、絶対に許してはならないと思っております。いずれにしましても事実を徹底的に調査して、真相の究明をするというのが現時点での最大のなすべきことではないかと思っております。
背景とかは、我々も報道で知る限りですが、まだわからないということですから、しっかりと事実を徹底的に、早急に調査してほしいと思います。

(以上)

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