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内田内閣府事務次官記者会見要旨 平成20年7月1日

(平成20年7月1日(木)
16:45~16:52
 於:内閣府本府1階118号室)

1.発言要旨

本日付で、私、内閣府の事務次官の職を辞することとなりました。平成18年7月28日に就任をいたしましたので、2年弱ということでございます。その間、皆さん方とは毎週木曜日の会見、そしてその後の懇談会、そして2カ月に1回、少し時間をかけた夕刻からの懇談会ということでお付き合いをいただきました。
特に、夕刻からの懇談会は、公務員と記者というポジションの違いとか、それから私と皆さん方との世代の違いがあって、私にとっては非常に刺激的な議論ができたなと思っております。
本当にいろいろな場面でお付き合いいただきましたことを心から御礼申し上げたいと思います。
この後、ここの2階にお部屋をつくっていただきまして、そこで勤務をいたします。事務次官室と違ってかなりガードが低いと思いますので、時折お立ち寄りいただいて、また意見交換できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

2.質疑応答

(問)この2年弱の間、総理あるいは内閣の顔ぶれも割と頻繁に変わりまして、目まぐるしかったのではないかなと思います。また、衆参のねじれ状態の中で、なかなか内閣提出の法案が通りにくいという状況もありまして、政策を実現するという意味では、非常に不自由をお感じになったのではないかと思います。そういったことも含めまして、この任期中をもう一度振り返っていただけますか。
(答)私が次官を拝命いたしましたのは、小泉内閣の任期が切れるちょっと前ということで、それから安倍内閣、福田内閣でございました。
安倍内閣になって、久しぶりに成長戦略という攻めの経済政策が登場したわけでございますが、そういう中で、新しい施策への取組が次々と求められました。
それから、福田内閣は、行政の立ち位置とか向きとか、まさにそういう行政機構なり行政システムの根幹のところを立て直そうという動きをされておられると思っております。そこの中でも、特に消費者庁、佐々木座長の報告書では、消費者行政の司令塔というよりむしろ消費者を主役にした行政の舵取り役としての消費者庁という非常に大きな役割をいただいておりますけれども、そういうお手伝いができました。 いろいろな仕事ができた2年間だったと思いますけれども、そのときに特命担当大臣という制度、各省から実態的に人を集めてプロジェクトチームをつくるという13年1月の省庁改革が軌道に乗り始めて、攻めの経済政策への転換とか、あるいは行政の根幹の立て直しという新しい課題に応えてこれたのではないかなと、こういうふうに思っております。
それから、私が次官に就任した直後にやりましたのがタウンミーティング問題への対応でございました。この問題の本質はいろいろあると思いますけれども、これは国民と閣僚が対話をするという非常に大事な施策だったわけですけれども、そのときに、その運営を預かる我々が、国民の方を見ずに大臣の方ばかりを向いてしまっていたのではないか。大臣が出てこられる、その大臣がうまく動けるようなイベントにしよう、そちらの方に目がいってしまったのが問題の本質ではないかと思います。今、国家公務員が本当に国民の方を向いているのかという不信がいろいろなところで起きていると思いますけれども、そんなことに通じる問題だったと思います。今回のタクシー券事件等、国民の方をしっかり向くことからちょっと目が逸れてしまっている公務員の故に起きた問題がいくつかあったのだと思います。福田総理が求めておられる「国民の方をきっちり向いて仕事をしてほしい」ということに応えていく課題を今我々が与えられているなということを強く感じました。
どうもありがとうございました。

(以上)

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