(29) 債務残高と名目金利、名目成長率の関係は、以下の式により表せる。
bt=dt+bt−1[(1+r)/(1+g)]
なお、
bt   :今期の債務残高(対名目GDP比)
bt−1  :前期の債務残高(対名目GDP比)
dt   :今期の基礎的財政収支赤字(対名目GDP比)
r    :名目金利
g    :名目GDP成長率
上記関係式から、名目金利と名目GDP成長率が等しく(r=g)、基礎的財政収支が均衡している(dt=0)場合、今期の債務残高は前期の債務残高と等しくなる(bt=bt−1)。