注) 13.「オークン係数」は生産と失業率の関係を示すもので、生産が増加(減少)した場合にどれだけ失業率が低下(上昇)するかを示したもの。我が国ではオークン係数は推計期間で大きく変動する点に留意する必要がある。結果については平成11年経済の回顧と課題p7を参照。

注) 14.実質賃金の動きを過去の局面と比較すると、時間当り賃金ではおおむね前回の回復局面を下回っている。

注) 15.但し、雇用者所得/名目GDP比は第1-1-4(11)図にみるように99年後半以降上昇している。これは雇用者所得には早期退職に伴う割増退職金などが含まれることや、GDPが減少したことなどのためと考えられる。法人企業統計季報から求めた労働分配率は99年後半以降低下している。