注) 1. 国内卸売物価に占める石油製品のウエイトでみると、85年基準の5.5%から90年基準では2.9%へと低下したが、95年基準では2.8%とほぼ横ばいとなっている。より広い概念である石油関連製品(石油製品、化学製品、プラスチック製品)のウエイトでみても、85年基準では17.0%、90年基準14.1%、95年基準では14.2%と石油製品と同様の動きとなっている。また、一次エネルギー総供給に占める石油の割合をみても、70年代前半をピークに80年代半ばまで下落した後、おおむね横ばいで推移している。

注) 2. ここでいうデフレスパイラルとは、物価下落と実体経済の縮小が相互作用的(スパイラル的)に進行することである。