第3章 労働参加の促進を通じた成長底上げ

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第1章で分析したように、多くの国で少子高齢化の進展が経済成長にマイナスの影響を及ぼし始めている。もっとも、その影響は、働き方の違いやその背後にある制度の違いによって、国によって大きく異なったものとなる。

第3章では、各国の労働参加率や就業形態の違いに着目しながら、少子高齢化が進展する中で、どのような働き方や制度が経済の活力を維持するために有効であるかについて検討を行う。具体的には、社会保障制度と労働参加率の関係、より柔軟な働き方の実現に向けた改革、人材育成・訓練のあり方、グローバル人材の獲得の方策等について各国の事例を検証する。

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