17 ただし、資源国間での相違もみられるところである。政策対応が奏功したコロンビア、内需が底堅く堅調であったインドネシアでは成長率は若干の低下に止まったものの、ベネズエラやロシアは資金繰り等の影響もあり大幅に低下している。ナイジェリアとミャンマーは2000年代の金融危機前に急伸しているが、これは国内政治の安定といった影響も大きいといえる。